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農場紹介

農場代表 : 新垣 智也

住所 : 沖縄県うるま市具志川1803-1


より大きな地図で おじーのマンゴー農場 を表示

土へのこだわり

?おじーのマンゴー農園では、他の農園さんには絶対に負けない強いこだわりがあります。

それは「土」です。

植物が元気良く育つ為には、一番は「土」と考え、マンゴーの木が元気に育つよう土(土壌)作りに2年もの歳月をかけ、ゆっくりと栄養豊富な土壌を作りました。

こんなにあっさりとお話をしましたが、それには相当の時間と費用がかかっています。

現在収穫しているマンゴービニールハウスを立てたときは、私はまったく別の仕事についており、当初のビニールハウスの写真を撮る事はできなかったので、現在ビニールハウスを増築している畑の写真をご紹介致します。


既に土作りが始まっていてスタート時からは撮れていませんが・・・。

「自然の物が一番。科学肥料が悪いとは言わないし、もちろん一切使用しないとも言わないが、自然の物には勝てないよ!」
とおじーからなんども私は聞いております。恐らく農業に携わるならその事は絶対に忘れるなよ!って事だと思います。

話はそれましたが、土を育てるには葉っぱや、小枝、草などを土に混ぜ発酵させて養分豊富な土壌にするという事です。
豊かな森は枯葉や小枝が落ち微生物が分解し発酵し豊かな土壌へと変えていきます。
そのサイクルを畑で再現するということです。

大量の枯葉や小枝、草などを畑に投入。

数日置き発酵すると山のように積まれた枯葉などは1/10以下の体積まで小さくなるので、耕し、再度投入といった作業の繰り返しです。


この作業を2年間かけじっくりと土を育てます。

ようやくハウスを建てる作業に移っても、作業の合間にも投入、耕すを繰り返します。


ここまで進めばようやく屋根の設置をし、マンゴーの苗の植え付けを行なう事ができます。

ここまでの作業量(時間や費用など)をかければ十分では??と思いますが、それだけでは終わらないのがおじーです。

毎年同じ野菜を作っている畑では、1、2年目以降から収穫量が減っていくと言われています。
それは、同じ植物を毎年植えている為、同じ栄養分が年々減少し、収穫量が少なくなると言われています。

マンゴーも同じ植物を年間通して植えているので、同じ栄養分が年々減少すると思います。
そこで通常は科学肥料などを用いて必要な養分を追肥として与えるのですが、おじーは違います!

マンゴーを植え付けしてからの枯葉や草の投入は、ハウス内への害虫の侵入の恐れがあるので、植え付け後は木のチップ材(バーク)を大量に購入し毎年ハウス内へ敷き詰めます!


10トントラック10杯分のチップ材を毎年毎年追加します。



昨年投入したのが1年かけ今年ゆっくりと分解されている状態です。今年投入したのは来年ゆっくと分解されます。

こうする事で土の表面が太陽に当たる事がないので、草も非常に生えにくい状態になり、もし草が生えても表面はぶわふわとして柔らかい土なので簡単に抜けます。
栄養分がマンゴーへ集中して吸収できる環境にもなります。

敷き草のような効果もあるので土の保湿などの効果もあがります。

葉っぱは青々とし大きく、木が本当に生き生きしています。
マンゴーの葉っぱとは思えない程の50cm近い大きさの葉っぱもあります。






いいことばかりなので、どの農園さんも行なっていそうに思えますが、なかなかマネできないと思います。

チップ材も最近では値段が上がりとても費用がかかる。
ハウス内への運搬に必要な重機や人件費・作業時間などを考えると、とんでもない経費がかかっています。

正直科学肥料で済ませればどんなに楽かと思います。

でもそのこだわりがおじーなのです。
そんなこだわりでできたおじーのマンゴーなのです。

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